環境保護について
スプラッシュではパラオの美しい自然を守っていくために、さまざまな取り組みをしています。
皆様にもご理解とご協力をお願いします。
ごみは最小限に
ごみは必ず持ち帰りましょう。タバコの吸い殻も海へ捨てないようにご注意ください。
スプラッシュでは、ごみをできるだけ出さないよう、再使用可能なランチボックスの活用やペットボトルのリサイクルを推進しております。
ご理解とご協力をお願いします。

何も持ち込まない、持ち帰らない
環境保護のための許可を得た調査・研究目的以外では「海に何も持ち込まない、海から何も持ち帰らない」を原則としています。
水中生物を追いかけたり、触れたりしない
パラオの海がいつまでも素晴らしいダイビングポイントとして楽しめるようにマンタ、カメなどの水中生物を追いかけたり、触れたりしないようお願いします。また、ジェリーフィッシュレイクのクラゲは非常に貴重な生物です。フィンで傷付けないように細心の注意をお願いします。
水中銃の使用は禁止しています。ボートへの持ち込みも禁止されています。生物や環境になるべくダメージを与えないように心がけましょう。
近年、マンタウォッチングで人気ポイントのジャーマンチャネルでは、マンタの行動に変化が起きています。
マンタウォッチングに関しては、パラオダイビング協議会が作成したガイドラインがあります。注意事項をよく読んで、ご理解とご協力をお願いします。
マンタウォッチングの注意事項
- クリーニングステーションには近づかない。
- クリーニングステーション周りではグループでまとまり、砂地に着底した状態で待つ。
- クリーニングステーションはマンタがいつでも利用できる状態を保つこと。
- クリーニングステーションから離れる場合も推定付近を移動する。
- マンタが現れた場合には姿勢を低くして観察する。
- 触れる距離にマンタが来ても触らない。中層には行かないで!
- 水中移動中にマンタに遭遇した場合、できる限り動かない、もしくは着底して観察する。
- 追いかけたり進路をふさぐ等マンタにストレスになると思われる行為は避ける。
- マンタ捕食時も中層(沖)へは泳ぎださない。
- ガイドの指示に気をつける。
サンゴを壊さない
ダイビング中、サンゴを壊さないように常にご注意ください。
スプラッシュでは、流れの速い時には「カレントフック」を使用しています。
カレントフックの使用は法律で定められているわけではありませんが、できるだけサンゴを傷つけないように努めております。
また写真を撮る場合にも、これを使うと楽に写真を撮ることができますので是非お試しください。

カレントフック
「カレントフック」の使用方法
サンゴ保護のため、カレントフックは図のように正しく使用しましょう。
サンゴに優しいダイビングにご協力をお願いいたします!

正しい使い方
カレントフックは図のように正しく使用しましょう。

このような使い方は間違っています。
水底がサンゴでなくても着底はさけてください。
餌付けをしない
餌付けは魚ばかりでなくサンゴ礁全体にダメージを与え、多様性が失われる要因の一つといわれています。貴重な自然を守るためにも餌付けをしないようご協力をお願いします。
餌付けによる生物・環境への影響について
- 多くの場合餌付けされる食物は人間のための物で、自然界で魚たちがお目にかかるようなものではない。このためこれらの食物を消化することができず、健康上の問題になると予測される。
- 餌付けを続けることにより魚は人間に依存し、自分で食料採取できなくなる。
- 餌付けにより限られた種類の攻撃的な魚だけが増えてしまい、魚の多様性が失われてしまう。
- 餌付けにより多量の添加物が入った食料が毎日自然界に投棄され、海洋環境が汚染される。
- 人によって与えられた食料はやがて多くの有機物や無機物を含んだ便として排出されるが、自然界のバクテリアでは分解されず、アンモニア、亜硝酸、硝酸塩、リン酸のような無機化合物となる。無機化合物による富栄養の状態はサンゴに悪影響を及ぼし、藻が繁殖しサンゴや無脊椎動物に取って代わる。この結果この地域の生物多様性が失われることになる。
環境保護団体を支援しています
- パラオ国際サンゴ礁センターへの支援
- パラオの海洋調査・研究施設であるパラオ国際サンゴ礁センター(PALAU INTERNATIONAL CORAL REEF CENTER)の活動に対し、寄付や活動協力を行っています。
- NPO法人OWSへの支援・協力
- 海の環境NPO法人OWS の活動に協力および支援を行っています。
- パラオダイビング協議会への参加
- 自然保護を活動の1つとするパラオダイビング協議会に加入し、さまざまな自然保護活動に参加しています。